春の痛み、薬の限界と線維筋痛症のはなし

こんばんは。4月ですね。もう春になりましたね。暑くなったり寒くなったりと温度差がひどいですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

春の痛み、病気の話

ああ、温度差のせいでいつもより何倍も痛い。持病の線維筋痛症の痛みが酷くてヒィヒィしておりますが、とりあえず毎日生きています。


今年の春は気候の変化などが結構あって苦戦しています。変化の幅があるほど、激痛が増す。それが私の病気だと脳でわかっていても、この身体に起きている痛みをどこか捨てたくなる。痛みを捨てられる場所ってあるのかな。そんなバカみたいなことを考えちゃうくらい痛い毎日。


しかし、ここで簡単に痛み止めを強くする訳にいかない。既に痛み止めを何錠も飲んでいる状態で、次がMAX量。
ようは、次上げたらこれ以上増やせないのです。


だから、ここで必死に耐えるしかない。まだ、余裕を持たせたい。「次が限界値だよ。」という今の痛み止めの量が一番精神的に楽でいられる気がして。最高まで上げてしまったら、きっとこんなふうに落ち込むだろうな。「なんで、こんなに最大まで痛み止めを飲んでまで、必死に耐えているのだろう。」って。今もたまにこの状況に対して嫌になるけど、1ランク上げたら嫌になる瞬間が今より増えそうで。


でも、いつか耐えきれないほどの痛みが全身にきて薬を増やすことになるかもしれない。そのときはそのとき。仕方がない。

難病と共に生きるってこんな感じなんです。どんなに拒絶しても、病気に振り回される。
だから、病気以外のことで自分のやりたいことをする。


もちろん、今の症状をよくする為に最新の医学を学び、最新のデータなどを得て合理的に動く選択肢もある。しかし、私はそういう生き方を望んでいない。そもそも、人間は常に合理的に動けるのだろうか。病気において常に合理的に動くことが果たして人間として生きる上で善いことなのだろうか。病気だけが私の人生ではない。現状維持 or 現状より多少良くなる程度しか出来そうにない病気だからこそ、あえて別のことをする。もし私が病気になっていなくても、何かしらの機会があったらやっていたかもしれないことをやる。人間らしく、明日も生きるために。




のしりこからお知らせ 2022年3月〜4月

noteエッセイ

・2022年3月24日「アセクシュアル(アセクシャル )」 とは? を更新
https://note.com/ricrck/n/nce615a198262



・2022年4月6日 恋愛感情抜きで家族になれる?ドラマ『恋せぬふたり』感想、アセクシュアルの擬似家族と問題点を語る を更新
https://note.com/ricrck/n/n45ff7a59f6ba



・4月は猫様と私のお誕生日!────誕生日を非公開から公開にした話
https://ricrck.com/archives/2022/04/20/1719/




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